制作したLINEスタンプを販売するためには、運営側の審査に通らなければなりません。
はじめて自作のLINEスタンプを販売することにしたユーザーにとって、審査時間がどれくらいになるのかは気になるところですが、比較的短期間で終わります。
審査と聞くと、ローンの申し込みをするときの時間をかけたものを想像する人が多いでしょうが、そこまで長くかかることはありません。
LINEスタンプの審査時間は、当初は3ヶ月以上かかるケースが少なくありませんでしたが、審査基準の見直しとともに時間が短縮されていき、今日では日本国内で販売する分については営業日ベースで半日から1日程度で、国外にも販売する分については数日程度で結果が判明します。
ケースによっては、半日よりもっと短い時間で結果が通知される場合があります。
国内で販売する場合に限れば、申請したその日のうちに販売できるようになる可能性が高く、LINEスタンプをはやく販売したいと考えている人にとっては安心材料といえるでしょう。
LINEスタンプは、自作すれば費用をかけずに制作することが可能ですが、最近ではLINEスタンプの制作を外注する企業も増えています。
LINEスタンプ制作を外注する場合、イラスト制作会社やクラウドソーシングを利用するのが一般的ですが、制作費用は依頼先によって大きく異なります。
イラスト制作会社は、クオリティが高いスタンプを作成できるとともに、サポート体制が充実しているというメリットがあります。
一方で、制作費用は高めで10~20万円程度が相場です。
クラウドソーシングとは、不特定多数の方に業務を依頼することが可能なサービスで、費用を自分で決定することが可能です。
特定のワーカーに依頼するプロジェクト形式だけでなく、複数の応募者の中から気に入ったものを選択できるコンペ形式が利用できるという特徴があります。
コンペ形式で発注した場合、数多くのデザインの中から好みのものを選択することが可能となりますが、クラウドソーシングを利用した場合の費用相場は3~7万円ほどとなります。